■文化放送社長の大胆発言「ご家庭内で解決していただければ私は構わない」

 さらに斉藤社長は7月20日の定例会見でも近藤について言及し、「ちょっと踏み込んだ発言を致しますが、ご家庭内のことはご家庭内で解決していただければ私は構わないと思います。事務所を退社され、2年前の7月にジャニー喜多川社長が亡くなりました。ジャニー社長への思い、後輩への思い、ファンへの思い、今後の活動について、こうしたことについては、ぜひ、近藤さんの言葉が欲しいというふうに私は思っております」と発言した。

「斉藤社長は、新番組の放送が決定した9月21日の定例会見でも、番組への期待を口にしただけでなく、“芸能活動42年と言うのは非常に偉大であり、42年間、トップで走り続けてきた芸能人として敬意を払います”と近藤へのリスペクトまで表明していました。

 斉藤社長の話にもありましたが、近藤と文化放送の歴史は長い。近藤のレコードデビュー直前の1980年10月から1984年9月まで放送された『マッチとデート』から始まって以降、長きにわたって文化放送で番組を放送しており、非常に密接な関係を構築しています。

 斉藤社長は、近藤に騒動の説明を求めるよう厳しいコメントもしましたが、これも長い付き合いがあるからこそ言えたことでしょうし、“ご家庭内のことはご家庭内で解決していただければ私は構わない”と大胆な発言までしています。

 不倫スキャンダル以降、逆風が吹く中でこれだけ徹底して親身になってくれ、寛容な態度を見せてくれる社長のラジオ局だからこそ、近藤も復帰する気になったのかもしれませんね」(前出の女性誌記者)

 芸能プロ関係者は言う。

「ジャニーズを退所して孤軍奮闘しているようにも見える近藤さんですが、文化放送だけでなく、11月のコンサートで主催を担当するC社、制作を担当するA社は、どちらの会社もジャニーズ関連会社元幹部のY氏が代表を務めています。結局、ジャニーズを辞めても近藤さんは以前からのつながりに相当助けられているということです。

 近藤さんは、レース活動も含めて、ジャニーズ退所後も充実したサポート体制を得られていると言えそうです。ただ、守ってくれるのはあくまでも“身内”。世間はフラットに見ていきますので、芸能活動に関しては、今後の彼の頑張り次第で大きくその評価が変わっていきそうですね」

 全力を傾けているというレースだけでなく、芸能活動でも再び活躍してほしい!

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