■人情も忘れない! 『ケンミンショー』勇退・みのに花道

 読売テレビは、全国放送されている『秘密のケンミンSHOW』の制作も手掛けている。同番組では、2007年10月の番組開始当初から2020年3月までみのもんた(77)が司会を務めていた。

「みのさんは高齢ということもあり、出演していた後半は、収録中に“寝ている”との疑惑まで浮上。2018年9月放送のラジオ番組『土田晃之日曜のへそ』(ニッポン放送)では、番組で共演する土田晃之さん(49)と久本雅美さん(63)が、みのさんが収録中に眠ってしまう事実を認めていました。

 このとき、土田さんは“久本さんをワンショットで抜いているとき、みのさん寝てますよね”と話していますが、寝ているみのさんを映すわけにもいかないため、カメラに抜かれる機会も減っていっていました」(制作会社ディレクター)

 収録中に寝てしまうのはさすがにMC大失格。しかし、それでも読売テレビはみのを見捨てなかったようだ。

「局を代表する番組『ケンミンSHOW』の司会を長きにわたって務めてくれたみのさんへの恩義から、最後の花道として2020年8月から今年3月28日まで『朝からみのもんた』(関西ローカル)を用意したといいます。

 こうした人情味があるところも読売テレビの特徴なのでしょうね。そして、新しい地図の3人に対しても、有能な女性ディレクターを担当につかせて誠心誠意の対応をしていたそうですよ」(前同)

 必要のない忖度よりも、目の前の数字を追い求め、面倒見の良さもピカイチ。読売テレビは“浪速のあきんど”魂を大切にしているのかもしれない。

「読売テレビは、系列のキー局である日本テレビとは全く違ったカラーを持っています。それが新しい地図やのんさんのキャスティングにもつながっているのではないでしょうか」(同)

 すでに発表されている番組以外でも、読売テレビで新しい地図やのんを見る機会があるかも!?

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