■お蔵入りVTRを流す事態に

「まず、金子の女性マネジャーの発案で、巨大な屋久杉の切り株であるウィルソン株に向かう様子が紹介されました。このウィルソン株は、切り株の中に入ってあるポイントから空を見上げると、空洞がハート型に見える、という恋愛パワースポットで、場所を紹介するのはまあ許せる。問題はマネジャーと、彼女に思いを寄せるカメラマンの恋愛ネタいじりに終始していたことなんですよね……」(前出の女性誌記者)

 カメラマンがバツイチで、マネジャーに片思い中であることは、しばしば同コーナーでネタにされていたが今回はそれがいつも以上に顕著。というより、企画がうまく行かなかったため、そこしか笑いどころを作れなかった。

「結局、海のコンディションが改善することはなく、情報提供者でベテランダイバーの木村尚之氏に“トビウオの件なんですけど、いったん忘れてもらっていいですか?”と、翌年まで企画の中断を打診されてしまう始末。代わりにカジキやタイガーシャークを撮影するも、うまく撮れておらず、“まったく心が揺れない映像”とされてしまう残念な映像が紹介され、ロケは終わってしまいました。

 そもそも、この『オーシャンズ金子』は年に1回の企画なのに、今年は5月30日に次いで二度目だったこともあわせて、番組のピンチを感じます。やはり、主力メンバーが欠けている状態であることは大きいですね」(前同)

『イッテQ』は、昨年に最年少で華もあったNEWS手越祐也(33)が番組を降板し、若手イケメン枠の後継者はまだいない状態。さらに、今年8月15日に“珍獣ハンター”のイモトアヤコ(35)が妊娠を発表したことで、収録はできない状況。コロナ禍で海外ロケができない現状と相まって、番組のピンチがより際立っている。

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