■『笑う大晦日』メインなら一気に「千鳥・かまいたち時代」へ

 9月28日発売の『週刊女性』(主婦と生活社)では『笑う大晦日』のMC候補としてナインティナインの名前が挙がっていると報じている。同誌が日本テレビに問い合わせたところ、「番組制作の過程についてはお答えしておりません」という回答だった。

「ナイナイは日本テレビへの貢献度も高いので“たしかに”という感じもしますが、毎年のように1月1日の早朝から、お笑い演芸番組『新春!爆笑ヒットパレード』(フジテレビ系)でMCを担当しています。また、収録ですが1月1日午前0時30分から始まる『ぐるナイ!おもしろ荘』(日本テレビ系)もあります。

 こういった番組との“かぶり”もあるため、『笑う大晦日』でメインを張るのは現実的には難しいのでは、とささやかれていますね」(前出のお笑いプロ関係者)

 そんな中、浮上しているのが、今勢いに乗っている千鳥とかまいたちによるダブルMC話だという。

「10月2日には2組の冠番組『千鳥かまいたちアワー』が日本テレビ系でスタートしたこともあり、これも大みそかにつながってくるのではないかとささやかれています。また千鳥の2人は、ここ数年毎年のように、『笑ってはいけない』の中で、漫才を披露していましたよね。

 仮に、ダウンタウンの国民的番組の後継番組のメイン、大みそかの目玉番組を任されるとなったら、すでに若い層には大人気の両コンビの格もグンと上がります。そうなると上の世代を一気に凌駕して“千鳥・かまいたち時代”が到来するのではないでしょうか。

 日頃、テレビを見なくても大みそかはテレビの前にいるという人は少なくありません。老若男女問わず、千鳥とかまいたちの面白さが認知されて、ダウンタウンやウッチャンナンチャンのような国民的なお笑いスターになっていくかもしれませんよね」(前同)

 コロナ禍で今回は休止となった『笑ってはいけない』。今後の復活はまだ未定とのことだが、代わりに放送される『笑う大晦日』は、大みそか恒例の国民的番組になっていくのだろうか――。

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