■ネバトロカレーや究極のドライカレー
秋が旬のとろろを使ったネバトロカレー(*)も、ぜひ一度ご賞味あれ。
「とろろのネバネバ成分には、新陳代謝を促し、疲労回復や、肝機能の向上、精力アップなどにつながる効果も。さらに、とろろは胃腸の働きを助け、胃粘膜を守る作用もあります」(同)
そこに、千切りの塩ゆでしたオクラや納豆を加え、ネバネバUPカレーにすれば、さらなる精力アップ効果が得られるという。
「納豆に含まれる“ナットウキナーゼ”には血液をサラサラにする効果があり、血流を促します」(医療ジャーナリスト)
また、ビタミンDを豊富に含む卵黄をルーに乗せて、ネバトロ月見カレーを作るという手もある。
「ビタミンDは、遊離テストステロンを増加させます。他にも、体内の血管拡張物質である一酸化窒素を増加させる効果も期待できます」(前同)
では最後に、ご飯がスパイスで包まれ、食欲がより高まる炊飯器deドライカレー(*)を紹介しよう。
「秋の味覚であるキノコ類は食物繊維が豊富で、動脈硬化や糖尿病を予防する効果が期待できます。さらに、腸内の免疫細胞に直接働きかける食物繊維の一種“βグルカン”も豊富なんです」(前出の望月氏)
さらなる免疫力アップを望むなら、ビタミンDを含んだ目玉焼きをドライカレーの上に乗せたロコモコ風ドライカレーを。そして、より活力をつけたい人は、鶏むね肉のドライカレーを、ぜひ試してほしい。
「具材を炊飯器に入れる際に、一口大に切った鶏むね肉も一緒に入れて炊き上げるんです。鶏むね肉に含まれるイミダゾールジペプチドには疲労回復効果などがあり、体に元気がみなぎります」(前同)
食欲の秋は「カレー」を食べて、生涯現役の体を手に入れよう!