■「昭和っぽく小さくやるから分かんないでしょ」は通用しなかった

「中村は最初“あれ俺かな?”と一瞬とぼけるも“僕です。すみません(笑)”とチラシが中村と長瀬本人だと認め、長瀬について“たまに会いますよ”“『昭和っぽく小さくやるから分かんないでしょ』って2人でやったんですけど、配られた2時間後くらいに『ヤフーニュース』に載っちゃうっていう感じでしたね。やっぱりわかっちゃうんだな”“すみません騒がせちゃって”とチラシの反響を振り返ったり、長瀬との関係性を“いまだにふざけてます”“彼もすごい趣味の人間なので。本当に遊びを突き詰める人間なんですよ。バイクもそうだし車もそうだしスケートボードもそうだし”“すごい話も合うし、面白いですよね”と語っていたんです」(前出の専門誌記者)

 ちなみに、このラジオは中村が『白線流し』のあらすじと思い出話をしている際は主題歌の『空も飛べるはず』が、長瀬のチラシの件について話す際はTOKIOの『AMBITIOUS JAPAN!』がバックで流れるというサービスもあり、リスナーから大好評だった。

「そのほか長瀬の近況としては9月17日にスポーツブランド・ナイキの公式サイトでスニーカー“ジョーダン”ブランドのプロモーションの一環として制作されたPVに役者として出演しています。これはファンを喜ばせましたが、長瀬はあくまでも”自分は芸能人ではない”というスタンスを貫いていて、9月2日号の『女性セブン』(小学館)の取材では“俺は、芸能プロダクト的な考えはもう一切ない”と明言しています。

 また、いまだに世間が芸能人と大差ない扱いをしていることに“俺みたいな人が辞めるって言ったのに、こういうふうに『辞めていない』ことになっているなって俺は思っている”と複雑さを感じつつ、“少なからず、気に掛けてくれている人がいるってことだし、そこには感謝してるんで”と話していました。表現者としていきたい気持ちもあるでしょうが、10代から人生の大半を”スター”として生きてきただけに、しばらくは自由な暮らしをしたいという思いもやはり強いのでしょう」(前同)

 いまだ話題になる男・長瀬智也。『白線流し』のVTRが紹介されなかったのは残念だったが、いまだに中村との友情は続いているようだーー。

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