■《#俺たちの菅波》で社会現象を起こした坂口との絡みに期待

 倉科が演じるのは、「ナチュラル美人で天然な一面もあるが、本人はそのことに気が付いていない。何事も器用にこなせる料理上手」な百瀬美晴(ももせ・みはる)。夫(前野朋哉)と一緒に弁当屋を切り盛りしている、という設定だ。

「そんな美晴に学生時代から片思いし続けていて、兄嫁となってしまった美晴への恋をカモフラージュするため、”既婚者”の肩書きを欲して主人公(清野)に偽装結婚を打診するのが、坂口健太郎(30)なんです。

 坂口といえば、今年10月末に最終回を迎える予定のNHK連続テレビ小説おかえりモネ』 で“俺たちの菅波”現象を引き起こしていて、ラブコメ関しては最も話題になっている俳優ですからね」(専門誌記者)

 坂口は『おかえりモネ』で菅波光太朗という若い医者を演じていた。開始当初こそ、朝ドラあるあるの「主人公の周囲の人々」という感じだったが、中盤から主人公(清原果耶)と恋愛に発展。King&Prince永瀬廉(22)が「幼馴染のりょーちん」といういかにも“相手役”らしいキャラを演じていたこともあり、予想外の流れに視聴者を驚かせたのは記憶に新しい。

 そして、菅波の恋愛やいい男ぶりが本格的に描かれ始めてから人気がうなぎ登りとなり、ツイッターで毎週のように《#俺たちの菅波》がトレンド入りする事態となったのだ。

「『ハンオシ』では、坂口の相手役は清野ですが、設定的に倉科への片思いの描写はあるはず。それに関連して、倉科にも見せ場がある可能性が高いですよね。

“偶然にも原作を読んでいた最中に、こちらのドラマのオファーをいただいてなんだか勝手に運命的なものを感じています!”とコメントしているだけに、倉科には期待したいところです。私生活では、ちょっと悲しい出来事もありましたからね……」(前同)

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