■DASH村の復興に必須か

「特に、『DASH村』の復興には欠かせない人材かもしれません。『鉄腕ダッシュ』は、今年改めてDASH村を自分たちの原点として思い出させる企画をしていますからね」(制作会社関係者)

 DASH村は、言わずと知れたTOKIOと『鉄腕ダッシュ』を象徴する00年スタートの人気企画だった。

 しかし、2011年3月11日の撮影中に東日本大震災が発生し、福島県双葉郡浪江町山間部の津島地区に位置していたDASH村は、福島第一原子力発電所事故の影響で計画的避難区域に指定。それからDASH村企画はストップしていたが、今年7月中旬に城島が岸と森本を連れてDASH村に10年ぶりに足を運んだ様子を、8月29日放送回で紹介したのだ。

「雑草の伸び具合から見て、道だけは歩きやすいようにある程度手入れしてはいましたが、それ以外は11年当時から手つかずだった結果、ボロボロになっていました。茅葺の屋根も滅茶苦茶になっていて、“自慢だったんやけどな”と城島が残念そうにつぶやいていました。

 いつか除染が終わって企画が再開できる日が来たら、建築技術のある伊野尾の力が必要になってくると思います。そういう意味でも、伊野尾に城島は期待しているんじゃないでしょうか」(前同)

 今年、『鉄腕ダッシュ』にとって21度目の米作りが行われたのも、DASH村からわずか5kmに位置する葛尾村。その理由も、「米が生まれ育ったのと近い場所で育てたい」というものだった。

 いつの日か若いジャニーズを連れて、DASH村復興企画を放送してほしいところだーー。

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