■出川が「いい加減にしろババア!」とまで発言する事態に

 デヴィ夫人が、その際の“熱湯風呂”について「あれはウソだったわけよ」「演技でアチチチってやりなさいって……」「冷たかったのよ。それを熱い熱いアチチチチって」「演技だった」と、当時のウラ話を披露。その間、出川は必死で何度も「変なこと言うの止めなさい!」「黙れ!」を連呼する事態となった。

 しかも、今回の知床での熱湯風呂についても「いままでの全部ウソだった」ともう1度夫人が発言し、「やめろ!」と出川が止める事態となった。

「しまいには、知床の熱湯風呂に落とされた出川が、本当に真っ赤になり“ゆでダコ”になるくらい熱かったことについて“今のは本当に熱かったのね”としたところ“今のとかいうな! いい加減にしろババア!”と出川が大暴言を吐いていました(笑)」(制作会社関係者)

 宮川の「本当のこと伝えなきゃアカンでしょ」発言と矛盾する「いままでの全部ウソだった」という暴露だが、別な目線で見れば、ある意味で誠実と言えるかもしれない。

「夫人のパートではお湯をぬるくして、“熱々のお芝居ができるのか?”という変化球の企画に調整していましたからね。今後、『イッテQ』では従来どおりの熱湯風呂はやらない、という決別宣言かもしれませんね。『イッテQ』の歴史を考えると、宮川の真摯な発言も、出川の焦りも、無理はないでしょうね……」(制作会社関係者)

 コロナ禍前はタイトル通り「世界の果てまで」冒険をしていた『イッテQ』で、宮川は世界各国のお祭りや行事を紹介していたが、18年11月発売の『週刊文春』(文藝春秋)で、同コーナーでヤラセ疑惑が報じられた。

「『週刊文春』は、放送されたラオスの橋祭りやタイのカリフラワー祭りが、実際には存在せず、番組サイドが作ったものだった、と指摘。日本テレビは報道を否定したものの、お祭り企画は休止。2019年7月、放送倫理・番組向上機構(BPO)の放送倫理検証委員会が、放送倫理違反があったとして、“クロ判定”を出しています」(前同)

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