■宮川大輔の“うまーい!”は最強破壊力!

 今でこそ食べっぷりに支持が寄せられている日村だが、一昔前からは考えられないことだったいう。

「以前の日村は、歯並びの問題もあって、口元を隠すように食べていたんです。その独特な食べ方は“日村喰い”と揶揄されることもあり、日村本人が2014年9月放送のラジオ番組『バナナマンのバナナムーンGOLD』(TBSラジオ)で、グルメ番組にめっきり呼ばれなくなってしまった、と語るほどでした。その後、日村はインプラント治療を行ない、状況が改善。以前では考えられなかった、日村が食べるシーンに人気が集まるという逆転現象が起きました」(前出の女性誌記者)

 テレビ誌ライターは言う。

「日村のように以前は、あまり食のイメージがなかったタレントが、これまでの“前任者”たちとは違うやり方で、ある意味“グルメリポーター”のようになってテレビ番組で強い印象を残しているケースがほかにもありますよね。今や御長寿番組になりつつある『満天☆青空レストラン』(日本テレビ系)の宮川大輔(49)もその1人ではないでしょうか」

『満天☆青空レストラン』は、2009年4月に始まったグルメ番組。日本各地の農家や漁師らのもとを訪れ、紹介した食材を使った絶品グルメを紹介していて、宮川は放送開始当初からMCを務めている。

「もう始まって11年も経っていて長寿番組になりつつある『満天☆青空レストラン』ですが、10月16日の放送回でも視聴率が世帯10.7%、個人6.4%と高い人気を誇っています。この番組の名物といえば、宮川が料理を食べたときに発する“うまーい!”の叫びでしょう。

 宮川は登場する料理をなんでも“うまーい!”の一言で片付けているような感じもしますが、視聴者からは、“どのグルメ番組のレポーターの『うまい』よりも本当においしそうなのが印象的”“食レポの感想が『うまい!』だけで許される”“宮川が『うまーい!』って言っていたら成り立つ番組”といった声がネットにも寄せられています。

 シンプルな感想だけで番組は高い人気を獲得し続けているとも言えそうですし、宮川の“うまーい!”破壊力は凄まじいですよね」(前同)

  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 5