■大注目の元女流棋士・竹俣紅アナも持て余し……

 山崎アナは5月14日の『マイナビニュース』のインタビューに応じており、4月からは新人やアナウンサーを目指す大学生のスクール「アナトレ」の講師を務めているほか、その合間を縫って「資格の勉強でもしようかなと思っています」と話している。

「山崎アナほどの人気アナウンサーにこれほど仕事がないというのは驚きですが、フジテレビではここ数年、深刻な“女子アナ余り”が続いているんです。まず、帯番組には新しいアナウンサーを使いたくないという番組側の事情があります。それは“視聴習慣”につながらないから。

 月から金曜までの帯番組で“月曜はこの人”、“火曜はこの人”というふうにすると、視聴者は習慣的に番組を見てくれなくなります。帯番組ではアナウンサーを固定したいんです。そのため、活躍の場が得られないアナウンサーも少なくありません」(前出の制作会社関係者)

 今年のフジテレビには、元女流棋士でタレントとしてクイズ番組でも活躍した竹俣紅アナ(23)をはじめ、小山内鈴奈アナ(25)、小室瑛莉子アナ(22)の3人の新人アナウンサーが入社した。

「新人ですからまだまだこれからでしょうが、竹俣アナも今のところ使いどころがないようです。現在は『Live News イット!』のフィールドキャスター、五輪開催時期に『めざましテレビ』で鈴木唯アナ(27)の代役を務めるにとどまっています」(前同)

 小室圭さん(30)と小室眞子さん(30)の結婚前後には、竹俣アナが横浜市にある小室さんの実家周辺で中継を行なう姿をよく目にした。

「大注目の竹俣アナですら、そのような状態ですからね。1年目の小山内アナはチャンスをつかみ取り、『めざましテレビ』の『ココ調リポーター』に抜擢されましたが、これも水曜に隔週での出演です」(同)

 山崎アナと同じように、隔週でしか女子アナを出せない番組がフジテレビには少なくないようだ。

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