■フジテレビでこれほどの“女子アナ余り”が続いているワケ

 前出の制作会社関係者が続ける。

「これだけ女子アナ余りが続いているのは、フジテレビが単純に女子アナを採用し過ぎたからだといいます。テレビ朝日にはインターネットテレビ局のABEMAがありますから、活躍の場が用意されている。日本テレビは女子アナの採用をそもそも少なくしていた。

 フジテレビの女子アナ余りは深刻で、いま現在活躍している女子アナであっても、アナウンス室から別の部署に異動するケースは今後ますます増えていくでしょうね」

さんまのお笑い向上委員会』や『ワイドナショー』に出演していた久代萌美元アナ(32)も、7月1日付の人事で「ネットワーク局ネットワーク業務推進部」へと異動している。

「7月の人事では久代アナを含めて6人のアナウンサーが別部署に異動しているんです。今後もアナウンサーの別部署への異動は増えていくと見られています。それを嫌がって退社する女子アナもいるかもしれません。その中には、フリーアナウンサーやタレントに転身する人だけではなく、まったく別の業種に転職する人もいるでしょうね」(前同)

 女子アナ余り、アナウンサーの異動が相次ぐフジテレビにあって、いったい誰が今後も女子アナとして活躍し続けることができるのだろうか。

「冗談抜きで、SNSのフォロワー数が決め手になる可能性はあるでしょうね。視聴者になり得るフォロワー数、ファンが多いことが重要になってくるというわけです」(同)

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