■気持ちが通じたと思いきや…

 そして、井田と2人きりになった青木は、自分の告白を忘れてしまったのかと詰め寄る。これに井田は「俺だって最近オマエのことばっかり考えてる」「忘れたんじゃなくて、どう接すればいいかって考えてた」と告白し、「不安にさせてごめん」と謝った。

 そんな井田の言葉に照れた青木は、カーテンにくるまって井田を恥ずかしそうに見つめたのだが、このやりとりを見ていた視聴者は、ツイッター上で「カーテンにくるまる青木、あざとかわいすぎるやろ!」などと、道枝の胸キュン演技に興奮していた。

 ようやく、勘違いから両思いモードに進展すると思われた青木と井田だったが、2人の勘違い恋愛を知ったあっくんが、余計なお節介で介入。井田を屋上に呼び出すと、「青木は井田のことを好きってのは誤解だったんだ」と明かし、強引に青木に謝罪させる。

 あっくんが「あとは2人で話し合ってくれよ」と立ち去り、2人が無言で向かい合うと、井田は「なんだよ、本気で悩んだのに」とポツリ。言い訳をしようとする青木の言葉をさえぎるように頭ポンすると「勘違いで良かった」を笑みを浮かべ、「俺もこれでスッキリした」と言って去った。

 自分の気持ちをごまかしてきたせいで、取り返しがつかなくなったことで、青木は本気で井田のことが好きだったことを自覚。無言で1人で屋上に立ちすくむ青木の瞳は、井田を失った悲しみで揺れていた。

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