舘ひろし
舘ひろし

 10月31日に投開票が行なわれる衆議院選挙で、大物候補が劣勢に立たされている。

 10月26日付のWEB版『産経新聞』によると、同社とFNN(フジニュースネットワーク)が実施した衆院選の終盤情勢調査で、東京8区で自民党の石原伸晃氏(64)が立憲民主党の吉田晴美氏(49)を追う展開になっていると報じた。

「石原氏は、過去に環境大臣や国交大臣、幹事長職も歴任した大物です。また、東京8区は自民党の地盤が強固で、小選挙区制が導入された1996年の衆院選からは石原氏が途切れることなく当選を続けています。

 しかし、今回は現状、かなりの劣勢に立たされています。今回の選挙戦で石原氏は序盤からドブ板選挙を展開していて、JR高円寺駅前などを積極的に遊説しています。それでも吉田氏に追いつけない、むしろ差が開いていっているとも言われていますから、非常に厳しい状況です。現時点で一部からは、当選は無理だろうという声まで聞こえてきていますね……」(全国紙政治部記者)

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