■逆風の“元長男坊”の曲を取り上げた
Ｔｒａｖｉｓ Ｊａｐａｎの『夕焼けの歌』は注目を集め大成功したが、オリジナルを歌っている近藤には現在、逆風が吹いている。
近藤は、２０２０年１１月発売の『週刊文春』（文藝春秋）で、２５歳年下の女性との５年にわたる不倫が報じられ、無期限の芸能活動自粛処分を下された。その後、表舞台への復帰もないまま、今年４月３０日にジャニーズ事務所を去っている。
「近藤は騒動の明確な説明や釈明もないまま、長年所属したジャニーズを退所しました。これには、後輩である少年隊の東山紀之（５５）も５月２日放送の『サンデーＬＩＶＥ！！』（テレビ朝日系）で、“退所の仕方に大きな疑問が残っている”“薄っぺらい”と痛烈な批判をしましたよね。
また、近藤には不倫騒動だけでなく、１０月２８日発売の『週刊文春』で、経営するうどん店が、ＧｏＴｏＥａｔキャンペーンを不正に利用して、利益を得ていたと報じられました。近藤自身が不正に手を染めたわけではないのですが、イメージにさらに傷をつけるような話でもありました」（女性誌記者）
近藤は、スキャンダル報道に伴い、かつての後輩たちからの扱いも微妙なものになっているようだ。
６月６日に放送された『行列のできる法律相談所』（日本テレビ系）にはＴＯＫＩＯの松岡昌宏（４４）が出演。松岡は、共演した東野幸治（５４）から「吉本だと、売れてる先輩に“財布ください”とかあるけど、ジャニーズさんは後輩に譲るとかないの？」との質問を受け、『必殺仕事人』（テレビ朝日系）の打ち上げのときに東山から時計をもらったエピソードを話した。
「松岡は、２０１９年３月放送のラジオ番組『ＴＯＫＩＯ ＷＡＬＫＥＲ』（ＮＡＣＫ５）で、自身が訪れた店で近藤と遭遇し、時計をもらった、というエピソードを話しています。当時、この話を嬉しそうにしていたにもかかわらず、『行列』ではその話をしなかったんです。たまたまなのかもしれませんが、退所して間もない頃の番組ですから、意図的に松岡が近藤との話をしなかった可能性もありそうです」（前同）
