■果敢にロケに挑むなにわ男子

 17年当時の捕獲場所だった比謝川より上流で、なにわ男子は駆除に挑むことに。最初こそ作業着の胴長を着たり、ピンマイクを通すのに手間取って松岡に補助されたり、「道あるんですか!?」「葉っぱメッチャデカい!」と声々に叫んでいたりと不安な要素もあったが、徐々にその才能の片りんを見せ始めた。

「たとえば藤原が“手、入れるんですか?”“デビュー控えてるんですよ!?”と叫びながらも果敢にプレコがいそうな穴に手を突っ込んだり、リーダーということもあり、松岡と特に近い位置でプレコ探しをしたほか、大食いかつ料理好きな大橋はちょっとグロテスクなプレコを見ても、“お前美味しいの?”“食べれるんやこれ!”と、むしろテンションが上がっていました(笑)」前出の女性誌記者)

 さらに、大橋は絶妙にプレコの鱗と鱗の間の部分をモリで一突きし、一発で仕留めた。これには松岡も「っていうか突いた? 大橋やるねぇ~!」と素直に褒めていた。

「大西はプレコを手づかみしていたし、後半の料理パートで那覇市の国際通りにある首里天楼(すいてんろう)での試食パートも、見事なもの。“厄介者”がどんな料理になって生まれ変わるのかで松岡となにわ男子が盛り上がっていたんですが、松岡が沖縄料理である“グルクン(タカサゴの沖縄名)のから揚げ”を例に出すと、即座に大橋は“ちょっと揚げてあんかけにしたら美味しそう”と話していました」(前同)

 このリアクションに松岡は「やっぱ料理するからね、大橋は。これはちょっと違うロケのときは大橋は料理もアリだな」と褒めていた。「プロデューサー目線で後輩をチェック」とテロップでネタにされていたが、自身もマグロ解体ショーができる腕前を持つ松岡だけに、大橋にピンとくるものがあったのだろう。

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