■少しずつ明らかになっていく謎
また、梨央の弟の朝宮優（柊木陽太／１０）は、第２話で梨央に「私と東京行こう」と言われたあと、５年間、真田家で梨央と一緒に暮らしていたが、「僕は記憶を取り戻した」と書き置きを残して失踪。母・梓（薬師丸ひろ子／５７）が行方を見つけたが、「朝宮優であることも姉弟だということも捨てたい」と、梨央と会うことを拒絶していたことが判明する。
ドラマ後半、梨央は新薬の説明会の会場で、「真田ウェルネス」に会社を潰されたと恨みを持つ、警備員にふんした男にナイフで脅され連れ去られようとする。２人を地下の駐車場で見つけた加瀬は、梨央を助けるが腕にケガを負ってしまう。
また、渡辺明が殺される前に所持していた５００万円は、謎の情報屋（高橋文哉／２０）から受け取っていたことが、警察の捜査で明らかになる。そして、ドラマ最後のシーンでは、「真田ウェルネス」の玄関前に情報屋がいて、隠しカメラで梨央が映る映像を見ていた……。
今回の展開に視聴者は、ツイッター上で「加瀬さんが怪しい。梨央のことをずっと見守ってきたというより見張ってる感があって、“一人で刑事に会うな”も事件に関する重要なことを思い出して話されたら困るから？」などと、渡辺明の殺人など、これまでの事件に裏で関係していると考察する声が多かった。
