■若槻千夏と「共演NG」だったナイナイ矢部「嫌いって思った相手は、相手も嫌いですよ」

「“お笑い怪獣”と称されるさんまさんとの共演を避けたいという芸人は少なくありません。ナインティナイン千鳥は番組などで“さんまさんとの共演にプレッシャーを感じる”と公言していますが、中にはガチでさんまさんとの共演をNGにしている芸人が2人います」(お笑いプロ関係者)

 1人はバラエティ番組や情報番組などでも活躍するA、もう1人はMCも任されるB。どちらも売れっ子中堅芸人として、テレビを中心に大活躍中だ。

「2人とも“さんまさんの番組オファーは断ってください”と言っているようです。AさんとBさんはタイプは違いますが、2人に共通しているのは抜群に話術に長けている点。そして、自分のペースでトークを展開することで笑いを取るところですよね。

 ただ、さんまさんはツッコんだり、イジることで笑いを生み出すタイプ。一方のAさんとBさんは自ら笑いを作り上げていくタイプなんです。そのため、さんまさんと共演すると、自分の持ち味が完全に殺されてしまうわけです。当然、2人ともさんまさんが嫌いなわけではなく、めちゃくちゃ尊敬している。

 しかし、一緒に出るとどうしても自分の笑いができないため、“本当に恐縮ですが、さんまさんの番組には……”と、共演しないようにしているといいます」(前同)

 タレントの若槻千夏(37)は8月8日放送の『おかべろ』(フジテレビ系)に出演し、ナインティナインの矢部浩之(50)との共演にNGを出していたと明らかにした。

 若槻は、「芸能界入って唯一ずっと嫌いだった人がいて。ナイナイの矢部さんなんですよ」と告白。ゲストの話が長いとあからさまに退屈そうにしていたことが、トラウマになったという。しかし、若槻と久々に再会した矢部は「“若槻、元気か!”みたいになってて、全然人が違った」とも語った。

 これを受け、矢部は8月12日深夜放送の『ナインティナインのオールナイトニッポン』(ニッポン放送)で「もうな、いろいろ考えてるけど……嫌いって思った相手は、相手も嫌いですよ。これは相性やから。相性悪い。これはしょうがないねんな」と苦笑しつつコメントした。

「そんな若槻さんは、バラエティ番組やドラマでも活躍中で歌も上手い女性タレントCさんとも共演NGだそうですよ。その理由というのが、2人が共演したら“キャラを食い合ってしまうから”だといいます。たしかに、若槻さんもCさんも頭の回転が速く、下ネタもOK。バラエティ番組ではその場その場で的確なコメントができるタイプですからね。

 そんな2人が共演したらお互いに持ち味を消してしまう。そのため、基本的には一緒に番組に出ることはないようです」(芸能プロ関係者)

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