■山添の「不吉なキーワード」の前日に……

 山添が発した「『ラヴィット』涙の最終回」に対しては、視聴者からも「今だから冗談で済むけど、視聴率の低迷していた4、5月なら冗談で済まなかっただろう」といった声がネットにも寄せられていた。

「山添さんのキーワードがシャレで済まされた感じがあるのも、今、『ラヴィット!』には10月からスタートした情報番組『THETIME,』(TBS系)の“恩恵”があるからでしょう。

『THE TIME,』も放送開始以降、世帯視聴率が4%台の低い数字が続いていたのですが、10月21日を皮切りに5%台に。25日に大幅なリニューアルを断行すると、27日には平均世帯視聴率が6.0%、個人視聴率3.2%とさらに数字を上げました」(前出の制作会社関係者)

 安住紳一郎アナウンサー(48)と俳優の香川照之(55)がMCを務める『THE TIME,』の好調につられるように、同番組の後を受ける『ラヴィット!』の視聴率も徐々に上がってきている。

「10月21日から『THE TIME,』の数字が上がってきた中で、『ラヴィット!』も10月22日に世帯視聴率3.2%を獲得すると、週明けの25日に3.2%、26日に3.1%、27日に3.4%、28日に3.0%、29日にも3.1%と10月下旬は3%台をキープできていて、今後のさらなる上昇が望めそうな感じだったんです」(前同)

 好調の『THE TIME,』の客を取り込み、3%台からさらに上を目指そうという『ラヴィット!』だったが、山添の“不吉なキーワード”の前日、よからぬ兆候をあった。

「10月まで上り調子だったのに、11月1日の放送では2.9%とまた2%台に逆戻り。『THE TIME,』の恩恵が帳消しとなる数字になってしまいました。2日に出演した山添さんはそんなことは知らなかったでしょう。

 ただ、前日から嫌な流れがあった中で、山添さんが言い放ったキーワード“涙の最終回”。日々、必死に番組と向き合っているスタッフ、そしてMCの川島さんは、内心イラッとしているかもしれませんね……」(同)

 山添が気軽な気持ちで言った「『ラヴィット』涙の最終回」が、来春や来秋に起きる“出来事”の“危険な予言”でなければいいのだが……。

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