11月4日、2022年秋にブロードウェイミュージカル『キンキーブーツ』が日本で再演されることが発表された。『キンキーブーツ』は16・19年に日本で上演されており、今回が3度目。
今回、俳優の城田優(35)が“ドラァグクイーンのローラ”を演じることが明らかとなった。ローラ役は、昨年7月に急逝した三浦春馬さん(享年30)が熱演してきたことで知られている。
公式サイトでは、
《多くのご声援をいただいた2019年の再演の後、私たちは3度目の公演にむけて動き出しておりましたが、昨年私たちは大きな存在を失い、一時は公演を断念することも考えました。》
と、改めて三浦さんを偲び、
《しかしながら、これまで日本のキンキーブーツを牽引してくれた三浦春馬さんの思い出と、彼がこの作品に捧げてくれた愛情とともに、私たちは「日本にはキンキーブーツが必要だ」という強い想いのもと、2022年の再再演の歩みを止めないことを決意いたしました。
ローラには、今回城田優さんがオーディションに参加してくださり、これまで共に歩んできたブロードウェイチームも城田さんのオーディションムービーを見て、彼のローラでいきましょうと、すぐに連絡をくれました。》
と、つづられている。
「『キンキーブーツ』は、“舞台俳優の三浦春馬”にとって最高傑作と呼んでも過言ではない作品の1つでした。三浦さんは半年かけて美しい筋肉の鎧を作り上げて、しかも15センチはあるハイヒールを履きこなすために、家で掃除機をかけるときもハイヒールを履いていたそうです」(専門誌記者)