■三浦さんの「再演したい」を継ぐ形に

 三浦さん本人にとっても非常に思い入れの強い舞台だったようで、18年11月13日号の『週刊女性』(主婦と生活社)のインタビューでは、

「13年にブロードウェイで『キンキー・ブーツ』を見させていただき、“日本で公演するようなチャンスがあるんだったら、オーディションを受けてローラ役をぜひ勝ち取りたいって思ったんです。そこから本当に経験することができて、素晴らしい力を持った作品なので上演したときのお客様の反応がすこぶるよかったから忘れられないですね」

 としたうえ、当時19年に控えていた『キンキーブーツ』の再演と主演舞台だった『罪と罰』について、

「初演が幕を閉じた瞬間から、再演するつもりでいましたからね。その思いはずっと心にあったので、レベルの上がった個人のポテンシャルを披露できるように頑張っていくつもりですし、もうすでに自信はあります。だって引き続き歌は練習してますもん(笑)。その前に、まずは『罪と罰』の準備にかからないと」

 と語っていた。城田は、役だけでなくそんな三浦さんの思いも引き継ぐことになる。

「城田さんと三浦さんは、09年に『サムライ・ハイスクール』(日本テレビ系)で共演して以来、10年以上にわたっての大親友でした。

 19年には、自身のデビュー20周年記念の写真集『Sonador Yu Shirota 20th Anniversary Book』で三浦さんを対談相手に選んだり、SNSでは公私ともに楽しそうな2人が写っている写真がたびたび投稿されていました。

『キンキーブーツ』についても、19年4月23日に相手役の小池徹平(35)ら共演者と記念写真を撮っていましたね」(ミュージカル業界関係者)

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