■『ガキ使』中止の今年に降ってわいたチャンス

「そんな状況の東出だからこそ、千鳥やケンコバ、そして狩野に不倫ネタを徹底的に面白おかしくイジってもらって、みそぎとすることができるかもしれません。ちなみに、出演者では千鳥の大悟(41)は浮気が週刊誌で報じられることになり、発売前に妻に見え透いた嘘をついた結果“勝負に出たのう!”と激怒されたほか、狩野も6股騒動を起こし、それを現在もネタにされ続けていることで知られています。東出の不倫をどうネタにすれば極力不快感を与えずにすむかも、熟知していると思いますね」(前出の女性誌記者)

 キツいお笑い番組で痛い目を見て、それをみそぎとするパターンとしては、ダウンタウン冠番組『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!』(日本テレビ系)の年末特番『絶対に笑ってはいけないシリーズ』が、これまでその機能を担ってきた。

「16年に、この年にグラビアアイドルとの不倫が報じられた袴田吉彦(48)がブーメランパンツを履き、頭にもパンツをかぶった姿で登場。“月に数回ホテルで不倫をし、ポイントカードを貯め歩き、浮気相手に売られてしまった最強のだらしなさ! 不倫仮面、袴田!”と叫んだり、17年末には前年にゲスの極み乙女。川谷絵音(32)との不倫が報じられたベッキー(37)が出演し“みそぎのタイキック”を食らい、19年末には同年に複数女性との不倫が報じられた原田龍二(51)も、不倫した教師の設定で登場。

 このように、不倫ヤラカシ芸能人が世間に許してもらうために出演する、一面も持った番組でしたね」(前同)

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