■山口達也の顔のアップが……

 若き日のTOKIOのライブパフォーマンスが、地上波テレビで流れる貴重な機会となったのだが、今回放送された2つの映像にはある“共通点”があったという。

山口達也(49)と長瀬智也(43)、TOKIOを脱退したメンバーの姿が全く映らなかったんです。当時のライブビデオ作品と今回放送された映像を比べると、松岡の『ぼくの伯父さん』は、当時のものには冒頭に間奏部分があり、暗いステージで上半身裸の長瀬がギターを弾く姿が映ります。しかし、今回の放送ではその冒頭の間奏部分そのものがカットされていて、長瀬は映らなかったんです。

 国分の『こんなに愛してるのに』は、当時の作品では黒のノースリーブのトップスを着た長瀬がギターを弾く姿に加え、山口の顔がアップになるカットもありました。ところが今回の放送では、長瀬の演奏する姿がステージの引きのカット、山口の顔のアップは城島のアップに差し替わっていました」(女性誌記者)

 長瀬は、3月いっぱいでジャニーズ事務所を退所し、TOKIOからも脱退。しかし、4月以降の『TOKIOカケル』では、ゲストの過去の出演シーンをまとめた『これまでの〇〇(ゲストの名前)とTOKIO』というコーナーが新たに設けられ、そこで長瀬は過去映像の中で何度も登場している。

「今まで何度も番組に登場している長瀬が、なぜ今回のライブ映像からカットされたのかは不明ですね。もしかしたら、あまり深い理由はないのかもしれません。ただ、山口は事情が違いますよね」(前同)

 山口は2018年4月、当時女子高生だったタレントに危害を与えた事件で書類送検され、同年5月にジャニーズ事務所を退所し、TOKIOも脱退。そして、2020年9月にも飲酒運転の上、追突事件を起こしてしまっている。

「山口の過去映像は、長瀬と違って『TOKIOカケル』ではこれまでも流れていません。不祥事を起こして辞めたり、円満に退所していなかったりすると過去の映像からもカットされてしまう――これからデビューするなにわ男子のメンバーたちも、元TOKIOの2人が全く映らない過去の映像を見て、何か感じるところがあったかもしれませんね」(同)

 芸能界は厳しい世界。そんな中で、なにわ男子には力強く輝いてほしい!

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