眞子さん、貴乃花親方、小保方晴子さん、滝沢秀明…瀬戸内寂聴さんと細木数子さんに「救われた」崖っぷち有名人たちの画像
元貴乃花親方

 11月11日、作家で僧侶の瀬戸内寂聴さん(享年99)が11月9日に99歳で亡くなっていたことがわかった。

 その99年の人生は波乱に満ちていた。1922年に徳島県で生まれ、結婚して女児を出産するものの、学者だった夫の教え子との不倫の末、夫と当時3歳の娘を残して作家に単身。1963年に『夏の終り』(新潮文庫)で女流文学賞を受賞し、1973年に51歳で出家し、寂聴となった。

 同じく波乱の人生を歩み、占術家として活躍した細木数子さん(享年83)も、11月8日に呼吸不全のために亡くなった。

 細木さんといえば、1986年から35年以上にわたって刊行された『細木数子 六星占術によるあなたの運命』シリーズが大ヒット。2012年に「占い本世界一」としてギネス記録に認定され、2017年には累計発行部数1億部を超えている。

「寂聴さんも細木さんも、時に言うことが過激でしたから、批判されることや賛否の声もありました。ただ、それ以上に多くの人を救ってきましたよね。特に寂聴さんは、有名人が不祥事を起こしたり、騒動に巻き込まれてバッシングを浴びた際に救いの手を差し伸べてきました」(ワイドショー関係者)

“ショーケン”こと俳優の萩原健一さん(享年68)は1983年4月に大麻取締法違反容疑で逮捕され、約1年の活動停止期間に。萩原さんは判決が出た翌日、京都にある寂聴さんの自宅「寂庵」を訪れ、剃髪。当地で2週間に及ぶ厳しい修行を行なった。

 以来、萩原さんと寂聴さんは親交を深め、萩原さんに何かあるたびに寂聴さんに「お母さん」と電話してくるような関係だったという。

「萩原さんはたびたび騒動を起こしていましたが、それでも寂聴さんは“できの悪い子どもほど可愛い”と口にしていました。2003年に萩原さんが13年ぶりにライブツアーを開催しましたが、それも寂聴さんから“コンサートしてよ”と言われたことがきっかけだったといいます」(前同)

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