■瀬戸内寂聴さんが小保方晴子氏、貴乃花氏に贈った言葉

「世紀の大発見」と言われた「STAP細胞」騒動で、大バッシングを浴びた小保方晴子氏(38)は、騒動から2年後の2016年に雑誌『婦人公論』(中央公論新社)で寂聴さんと対談を行ない、その際、寂聴さんは「あなたがされたことは、いじめですよ。公のいじめ。ひどいわね」と言葉をかけた。さらに「また花が咲きますよ、根がしっかりしているから大丈夫。見返してやりなさい」とエールを送った。この言葉に小保方氏は「救われた」と明かしている。

 2019年1月放送の『新春しゃべくり007 4時間半SP』(日本テレビ系)では、寂聴さんと元貴乃花親方(49)が対談を行なった。貴乃花は2018年9月に親方を引退、翌10月には元フジテレビアナウンサーの河野景子氏(56)との離婚を発表したばかりだった。寂聴さんが「苦労なさいましたね、つらかったね」と声をかけると、貴乃花は目にうっすらと涙を浮かべていた。

 また、1時間以上に及ぶ対談が終わると、貴乃花は「すべてにおいて卒業と引退かなと独り立ちしたときに、寂聴さんにお会いでき、これからどうやって楽しい人生を歩んでいけるか、改めて頑張ろうと思いました」と力強く語った。

『週刊朝日』9月17日号(朝日新聞出版)では、寂聴さんは当時、小室圭さん(30)との結婚を控えていた小室眞子さん(30)についても言及。

 当時、批判的な声が多数上がっていた中、寂聴さんは「眞子さん、ほんとに、よかったですね」と祝福し、「みんなあんまりこの結婚に意地悪すぎましたよ。でも、どうして一時金を眞子さんは辞退なさるのかしら? 貰う権利のあるお金でしょう? あんまり弱気にならない方がいいと思うけど……」とコメントしていた。

「細木さんに助けられた人もたくさんいますよね。10億円もの借金を抱えていた歌手の島倉千代子さん(享年75)を後見人として支えたのも細木さんだし、サッチーこと野村沙知代さん(享年85)のこともフォローされていました。

 その中でも特に救われたと感じているのは、現在、ジャニーズ事務所副社長の滝沢秀明氏(39)ではないでしょうか」(制作会社関係者)

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