■綾瀬はるかの『ぎぼむす』と激突がある?

 木村拓哉主演の『教場』の大成功によって存在感を増しているフジテレビの新春スペシャルドラマ。二宮も上手く流れに乗りたいところだが、それは簡単にはいかないのかもしれない。

「“ライバル”の存在があります。それはTBSで放送される同じくSPドラマですね。

 というのも実は、今年も、1月2日に、『教場』と『逃げるは恥だが役に立つ ガンバレ人類!新春スペシャル!!』(TBS系)が直接対決するのではないか、と言われていたんです。結果的に『教場』が1月3日と4日、『逃げ恥』が1月2日の放送となったため、激突は回避されました。ただ、もし木村さんの『教場』と、連ドラ版で平均世帯視聴率14.5%を記録した新垣結衣さん(33)と星野源さん(40)の『逃げ恥』がぶつかっていたら、歴史に残る視聴率バトルとなっていたのは間違いないでしょう」(制作会社関係者)

 今年は『教場』と『逃げ恥』との直接対決はなかったものの、2022年も安心はできない。

 11月11日発売の『女性セブン』(小学館)が、2022年の新春に綾瀬はるか(36)主演のドラマ『義母と娘のブルース』(TBS系)のスペシャル版が放送されることを報じ、11月上旬に東京・湾岸エリアのオフィスビルで撮影を行なう綾瀬の姿をキャッチしている。

「『ぎぼむす』も連ドラ版で平均世帯視聴率14.2%、2020年1月放送のスペシャル版でも世帯16.0%の高い視聴率を獲得しています。『逃げ恥』同様、TBSを代表する看板作品ですから、もしかすると、今年こそフジテレビの新春ドラマ『潜水艦カッペリーニ号の冒険』にぶつけてくるかもしれません。

 そうなれば、両者の削り合いは必至。二宮さんは、『教場』の後枠というだけで重圧がかかっているのに、『ぎぼむす』との対決となれば、局の威信をかけた戦いにも駆り出されるわけです。新年早々、数字が気になってしまう、なかなか気が休まらないお正月となるかもしれませんね」(前同)

 名役者・二宮の『潜水艦カッペリーニ号の冒険』、そして日本を代表する女優・綾瀬の『ぎぼむす』SPの大激突はあるのだろうか――。

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