嵐・二宮和也「個性とか必要ない」断言!「何やったってキムタク」先輩・木村拓哉も悩んだ“演技論”「ニノ流最終結論」に大反響!!の画像
二宮和也(嵐)、木村拓哉

 二宮和也(38)が11月21日放送のラジオ番組『BAY STORM』(bayfm)で独自の演技論、個性論を展開し、ファンを中心に話題を呼んでいる。

 この日の放送では、演劇部に所属しているリスナーからの「二宮くんが考える個性とは何ですか? 個性は見つけるものですか、作るものですか?」というメッセージを紹介。

 二宮は「難しいですよねぇ、これは半永久的に繰り返される……しかも悩みどころじゃないですか、ガラスの十代のこの時期って」と切り出す。

 続けて、「一長一短ですよね、これね。個性を必要としていない人間なんで、僕は。個性に価値があると思う人とは真っ向勝負するんで」と持論を展開。

 そして「よくドラマとか映画とかやってるときに、キャラクターの性格がああでこうで、みたいな。“おっちょこちょいなんだけど決めるときは決める、そんな魅力的なキャラクターです”みたいな。たとえば、ハタチの役やるときにこのハタチまでの20年間でそんな簡単な感じで言えちゃう性格の人生って面白くないなと思って動いてたい、僕は」と自身の演技への向き合い方についてコメント。

「この人にとってはいい人だけど、この人にとっては悪い人で、この人にとっては尊敬するけど、この人にとってはライバルで、とかっていろんな面があるはずなのに“おっちょこちょいだけど決めるときは決める、そんな魅力的なキャラクターです”って」と、ステレオタイプな“魅力的なキャラクター”について批判的に語り、「だから言えないことが絶対的に深みなわけじゃないですか」と言うと、番組スタッフが「簡単に言葉で言い表すことができないことこそが、その人の味であるという」と補足。

 また、1人の人間にもさまざまな一面があるとしつつ、「共感させておく時期は共感させておいて、あとは裏切るのかちゃんとそのまま王道でいくのか、それはその作品のオチだったり性質だったりとかで決めればいいみたいなものだったりするんで」とし、「あんまり個性とか必要ないんですよ。だから個性がないほうが本当は裏切れるし、そのままもできるし。でも不安ですよね、個性ないとね」と、断言してみせたのだ。

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