■木村拓哉は「何やったってキムタク」の悩み吐露過去

 2019年1月の『ニンゲン観察バラエティ モニタリング』(TBS系)では、俳優の勝地涼(35)が仕掛け人となり、木村に「俳優を辞めたい」と相談するというドッキリが放送された。

 勝地が俳優業に「しんどくなってしまって……」と切り出し、「木村さんもしんどいときとかありました?」と質問すると、木村は「しょっちゅうだよ。だって、やることなすこといろいろ叩かれる。それに対しては“そういう意見もあるのか”って思うけど、事実だしね」とコメント。

 続けて勝地が「自分はどの役をやっても普通になる」と語ると、木村も「自分だって言われる。“何やったってキムタクだ”って。しょうがないよね。人がそう言うんだから。でも、それはそれだし」と吐露する場面もあった。

「木村さんも“何やったってキムタク”と言われる自身の演技に悩んだこともあったんでしょうね。ただ、SMAP解散後は以前にも増して俳優としての評価もどんどん高まり、主演映画『マスカレード・ホテル』や『マスカレード・ナイト』は大ヒット。ドラマ『教場』(フジテレビ系)での怖くて渋い演技では、新たな一面を開花させました。

“個性とか必要ない”と断言してみせた二宮さんと木村さんは2018年公開の映画『検察側の罪人』で共演して以降、プライベートでも交流を深めています。演技について話したこともあるかもしれませんね」(前出の女性誌ライター)

 2022年には『TANG タング』と『収容所(ラーゲリ)から来た遺書(仮)』の2本の主演映画の公開が控えている二宮。「個性とか必要ない」という持論から来る二宮の演技は、やはり高く評価されているようだ。

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