■倉科カナの「魔性の女」演技に称賛の声

 また、明葉は美晴が自分の父親について、「おとなしくて自分の気持ちを伝えるのがヘタ。急にとっぴな事を言って、少し変わったところがある」と語ったことから、なんとなく百瀬に似ていると気になっていたため、彼女を見送るとき、「ちなみに、確認なんですけど」と問いかける。

 そして、「美晴さん、本当はお父さんみたいな人を好きになっていたとか? もしかして、美晴さんが好きだったのは……」と、百瀬のことを好きになっていたのではないかと、明葉が聞きたそうにモジモジしていると、美晴は「何事も白黒つけちゃダメよ」と忠告して去っていった。

 明葉は「なんだそのグレーゾーン!」「あの不敵な笑みは何?」と混乱。そこに、美晴をタクシーに乗せた百瀬が戻ってきて、明葉が「大丈夫ですか?」と気づかうと、百瀬は「美晴が笑顔でいてくれれば僕は満足ですから」「僕はこれからも遠くで見守っていくつもりですから」ときっぱり。

 百瀬の美晴への“恋愛スイッチ”が消えたと喜ぶ明葉だったが、それはただ元の不毛な恋に戻っただけであることに気づく。一方、自室でひとりになった百瀬は腕組みすると、何かを決意したように一点を見つめ、その瞳には、これまでに見せたことのない鋭さがあった。

 今回は、百瀬と明葉が美晴に振り回されっぱなしだったが、視聴者はツイッター上で「美晴の魔性っぷりは最高だった! ほがらかな悪意のなさと絶妙なイヤラシさを、見事に1人の女性として両立させてるのさすがすぎる! こういう倉科さんが見たかった!」などと、倉科の演技を称賛していた。

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