■『相棒』卒業で“琵琶湖生活”は続けられず!?

 そんな反町は「スケジュールをすべて仕事で埋めたい」という考えではなく、趣味を優先したいタイプだという。

「『相棒』の撮影がない時期には、滋賀県の琵琶湖の別荘に長期間滞在して、趣味のバス釣りに興じているそうです。本人は“仕事は『相棒』とCMだけでもいい”と考えている、なんて話も聞こえてきています。『相棒』は2クールにわたって放送されるため、それだけでけっこうな収入になるでしょうね。

 ただ、『相棒』がなくなると、そうも言っていられなくなるのではないでしょうか。妻・松嶋菜々子さん(48)の収入も十分あるでしょうが、仕事もせずに、自分だけ1年の半分近くを琵琶湖で過ごす、というわけにもいかなくなるはずです」(前出の制作会社関係者)

 卒業は反町自らが切り出したというが、

「反町さん本人も卒業には納得しているんでしょうが、“自ら卒業を切り出した”が果たしてリアルなのかどうか……。『相棒』はテレ朝にとってドル箱コンテンツであり続けてきました。今でも15%近い世帯視聴率を獲りますからね。ただ、往年の勢いはありません。

 また、テレビ各局が重視している13~49歳のコア視聴率はかなり厳しく、同じくテレ朝の人気ドラマ、米倉涼子さん(40)の『ドクターX』の半分ほど、2%台前半の数字しか取れず、完全にシニア向けのドラマになっています。

 テレ朝サイドはマンネリ化打開、コア視聴率獲得のために新しい血を入れたいと考えていたんでしょうね。ドラマを続けるためにも、座長である水谷さんにまだまだ頑張ってもらうためにも、新たな相棒が必要なタイミングだったんでしょう」(前同)

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