■あわやお蔵入りを救った?
その後も、釣り糸が切れた桝アナについて、「桝さん沈没!」と叫ぶなど、小菅船長は独特の言い回しを連発。この日は、カツオが釣れなかったことから、後日、一行は改めてチャレンジすると、城島はカツオではなく、ゴマサバを次々に釣り上げた。
一行はカツオの代わりにゴマサバを食べることを考えたが、それらは小ぶりで身がやせている“ろうそくサバ”といわれるもので、脂がのっていないという。万事休すかと思いきや、小菅船長は「脂がないと天ぷらがうまい」とサバの天丼を提案。帰港した翌日、サバの天丼を作ったところ、サクサクの食感で臭みもまったくなかったことから、城島は「魚の天ぷらで1番おいしい」とその味を絶賛していた。
お目当てのカツオは釣れなかったものの、船の上では盛り上げ、サバの天丼を提案するなど、たびたび見どころを作ってくれた小菅船長に視聴者からは称賛の声が続出。ネット上では「船長さんのキャラ濃すぎて笑うwww」「釣ってる本人より船長のほうがエキサイティングしてて草」「船長の熱量がすごい」などといった反響が相次いでいた。
「城島と桝アナが共演する『鉄腕ダッシュ』の企画は、マニアックすぎて地味になりがちですが、今回は小菅船長の個性的なキャラがいいアクセントになっていましたね。視聴者からの評判も上々だっただけに、今後も出演する機会が増えていくのではないでしょうか」(テレビ誌ライター)
4度目の挑戦でもカツオが釣れず、今回の企画はお蔵入りする恐れもあったが、それを見事にリカバリーした小菅船長。城島をはじめとする出演者や番組スタッフとしては、船長に感謝してもしきれないことだろう。