■『ＴＨＥ ＴＩＭＥ，』不振と『ラヴィット！』上昇のワケ
これまで、スーパーエースの安住アナ擁する『ＴＨＥ ＴＩＭＥ，』が始まれば、それに引っ張られる形で『ラヴィット！』の視聴率も向上するのではないかと言われており、番組関係者も「１０月まで我慢しましょう」と話していたという。
「それが『ラヴィット！』が『ＴＨＥ ＴＩＭＥ，』に迫るほど数字を伸ばしている。しかし、それは同時に『ＴＨＥ ＴＩＭＥ，』が数字を落としてきている、とも言える。２３日は祝日でしたから、いつもは学校や仕事に行っていても、この日は家にいるという人が多かった。早起きする必要もないため、７時台の『ＴＨＥ ＴＩＭＥ，』は数字が伸びなかったんでしょう」（前出の制作会社関係者）
『ＺＩＰ！』（日本テレビ系）も『めざましテレビ』（フジテレビ系）も、この日は視聴率がよくなかったという。
「一方で、日頃はこの時間帯にテレビを見ない人が８時にスタートする『ラヴィット！』にチャンネルを合わせて、“大喜利みたいなことやってるじゃん”“面白い”となって番組を見た結果、数字が伸びたと予想されます。
ＴＢＳの佐々木社長は『ＴＨＥ ＴＩＭＥ，』を盛り上げるために“ファンになった”とコメントを出したのでしょうが、冷静に数字で見ると『ＴＨＥ ＴＩＭＥ，』に、視聴者はまだついてきていないわけです。特に朝の番組は“視聴習慣”があり、決まった番組を見る家庭が多いですが、習慣的に『ＴＨＥ ＴＩＭＥ，』を見る人はまだ少ない。反対に『ラヴィット！』は在宅している人がいれば数字が伸びるということですね」（前同）
