■１０、２０年やってる知事は「薄～い知事の仕事しかやってないんとちゃいますかね」
また、自身の大阪府知事、市長を任期４年ずつ、計８年間務めた経験を踏まえ、一部の都道府県知事を「薄い仕事しかやってない」と痛烈に批判するトークも飛び出した。
「山内が“（政界引退は）８年と決めていたんですか？”と切り出したんですが、橋下氏は自分が３８歳のころにタレントの故・やしきたかじん氏に“８年なんて人生であっちゅう間やねんから、そこは大阪のためにやってくれへんか”と応援してくれたので頑張れたが、“それ以上はできないですよ”と知事が過酷な仕事だと前置きし、“１２年とか２０年やってる人（知事）”に対して、手厳しい言葉を放ったんです」（専門誌記者）
橋下氏は、
「“手ぇ抜いてんな”思います。薄～い知事の仕事しかやってないんとちゃいますかね」
「８年で心身ともにボロボロになるんで。松井市長も『もう無理』って。松井さんは３期やってるけどボロボロ、吉村さんもかなりボロボロ。普通、知事か市長はなりたいって人が多いわけで選挙になるわけでしょ。で、一度なると出来る限り、当選する限りはやるって人が多いんだけど、あれは絶対に薄い仕事しかやってない」
と、１１年～１９年は府知事、１９年以降は大阪市長になった松井一郎市長（５７）、そして１５～１９年は大阪市長を務め、現在は大阪府知事の吉村洋文府知事（４６）の例を挙げて、苦笑いを浮かべたのである。
