■「人間ホントびっくりすると、何のリアクションも取れないんだなって思った」

「尾崎は無言でしばらく固まって、少ししてオンラインのシーランの画面を二度見して“おっ!”と一言だけでした。その後に“うわーすごい!”“すごいマジすか!”と驚いたり、口をあんぐり開けたり、森アナに“風呂上りくらい汗かいてる”と指摘されたりしていました。また、ペラペラの英語でエドと会話したり、55億回再生されたシーランの曲『Shape Of You』をコラボセッションしたりと見どころはそれなりにありましたが、ドッキリの肝心かなめであるリアクションが、もう大失敗というレベルの薄さだった、という印象を受けました」(前出の女性誌記者)

 尾崎自身も、収録後に「人間ホントびっくりすると、何のリアクションも取れないんだなって思った」としていたが、

「エド・シーランをあそこまで仕込んでおいて、あの反応では……。ちょっと、本当に無駄遣いに近いのではないでしょうか。制作陣はかなり落ち込んでいるのではないでしょうか」(前同)

 父親譲りの歌唱力は誰もが認めるところだが、バラエティ番組についてはまだまだ、ということか。

「両親が“裕哉”と名付けたのは“バーで呼んでカッコいい名前がいいよね”という理由だった話や、幼少期にアメリカに住んでいた頃は、山でキャンプしてマシュマロを焼いてスモアを作るのが好きだったことを話してフワちゃん(28)に“うちらスモア同盟だね”と意気投合したりそれなりにトークも盛り上がりましたが、このままでは実力不足なのにゴリ押しされている、ととらえられかねない。人柄は良さそうなだけに、頑張って欲しいものです」(前同)

(※スモア…マシュマロとチョコをクラッカーで挟んだお菓子)

ちなみに名前の由来は「some more(もう少し欲しい)」を縮めて「s'more」。アメリカやカナダではポピュラーなお菓子である。

 9月28日放送のラジオ『MUSIClock』(InterFM)に出演した尾崎は『行列』について、こう語っていた。

「色とりどりの動物たちの異種格闘技戦だなと思った。すごい勉強になったし、機会があったらまた出たい」「あの番組(でのVTRやエピソードトーク)を通じて、親子の絆を感じました」

『行列』には非常に恩を感じている尾崎裕哉。「一時期だけ話題になった二世タレント」で終わってほしくないところだが……。

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