■実は「ライダーキック」はすでに披露済み！？
「藤岡弘、といえば現実でも柔道三段、空手初段、小刀護身道四段、居合道初段などの武道家で知られていますが、息子である真威人さんも子供のころは空手を、高校の途中までは柔道をやっていたといいます。そのため、キレのあるアクションに期待できそうですね。ちなみに、特に厳しい教育を行っているわけではないとしつつも“ナイフ１本で生き残れるサバイバル訓練”をキャンプで遊びながら教わっていると昨年５月に『週刊女性ＰＲＩＭＥ』の取材で答えていました（笑）」
メイキング映像の時点で期待は十分だが、さらに期待させる出来事が、昨年４月２４日放送の『世界一受けたい授業』（日本テレビ系）でもあったという。
「『るろうに剣心』でお馴染みの佐藤健（３２）と、同作でアクション監督を手掛ける谷垣健治監督による“アクション監督の職業図鑑”という企画で、真威人さんがスタントマンの職場潜入をしたんです」
谷垣監督は『香港動作特技演員公會』に所属する唯一の日本人で日俳連アクション部会員であるほか、“台湾のアカデミー賞”と呼ばれる第５５回金馬奨で、日本人として初めて最優秀アクション監督賞を受賞している超スゴ腕の監督である。
「そんな谷垣監督の仕事場でスタントマンのアクションや小道具について人生初のワイヤーアクションなどを学んだのですが、すぐにコツを掴んでいたんです。“うまかったですよ。センスあります、ＤＮＡです”と谷垣監督もお墨付きでした」
また、ここで真威人は３０秒ほどのミニムービーを披露。敵の攻撃を棒術でいなして逆にパイプを奪い取ったり、ジャンプで交わしたりと本格的なアクションを披露。「父さん、力を貸してくれ！ ライダー……キーック！」と、ワイヤーアクションで完ぺきなライダーキックも披露した。
