小栗旬主演『日本沈没』政治ドラマ回帰で7回連続15%台『日曜劇場』らしさ復活でつかんだ視聴者、最終回2時間SPで『ドラゴン桜』超えなるかの画像
小栗旬

 小栗旬(38)主演のドラマ『日本沈没-希望のひと-』(TBS系)の第7話が11月28日に放送され、平均世帯視聴率(ビデオリサーチ調べ/関東地区)が15.4%と、初回から15%超えの好調キープで、最終話まで残り2回の展開に注目が集まっている。

 同ドラマは1973年に出版されて以降、映画、ドラマ、漫画、アニメと、さまざまなかたちで語り継がれてきた、SF作家・小松左京氏のベストセラー『日本沈没』が原作。登場人物などに大きくアレンジを加えられた、2023年の東京が舞台のオリジナル物語だ。

 第7話は、日本沈没の危機に瀕し、政府が国民の移民計画をめぐって世界各国との駆け引きを展開。天海(小栗旬)たちは日本が誇る大企業・生島自動車の移転を交渉カードに、同盟国のアメリカと隣国中国を天びんにかけ、より多くの移民枠を勝ち取ろうと計画する。

 アメリカとパイプがある東山総理(仲村トオル/56)が常盤(松山ケンイチ/36)と、キング大統領の甥のロバート駐日大使と、一方、中国とパイプがある里城副総理(石橋蓮司/80)が天海と周駐日大使と交渉。

 その結果、アメリカ政府は生島自動車を自国企業のナショナルモータースに吸収合併する条件で、600万人の移民受け入れを約束。対する中国は生島自動車の吸収合併なしで、1000万人の移民枠を用意した。

 これによって、生島自動車の移転は中国に決定するかと思われたが、東山総理が反対。実は、キング大統領からの「同盟国として日本への人道支援を全世界に呼びかける」という電話で、東山は中国の結果を聞く前に、独断で「必ず生島自動車移転をアメリカでまとめる」と約束していたのだ。

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