■「2度の退所報道」の剛以上に心配される光一の動向

 翌20日にも光一は滞在先の福岡・博多のホテルでインスタライブを行ない、この一件について言及。

「やっぱり剛くんの耳のこともありますし。自分らのコンサートを作るにあたっても、セットの形から、スピーカーの位置まで慎重に考えてやってるんですね。それが『ジャニーズフェス』では我々の意見だけで物事が動くわけにはいかない」と漏らした。

堂本剛さん(42)は2017年に突発性難聴に苦しんでいることを公表しました。以降、キンキは工夫を重ねながらコンサートを続けてきたんです。剛さんのデリケートな事情も持ち出したくなるほど、光一さんは事務所のやり方に不満を抱いているとも考えられます」(前出の女性誌ライター)

 ジャニー喜多川氏(享年87)の逝去以降、タレントの退所が相次いでいるジャニーズ事務所。キンキについても2月15日付の東京スポーツが、剛が6月にも退所すると一面で報じてファンに大きな衝撃が走った。

 記事では、剛とジャニーズ事務所の契約更新月が6月で、新たに契約を更新することなく円満退所するのではないかと伝えた。さらに5月3日にもあらためて剛の6月退所説を報じたのだ。

「このように、今年、光一さんは事務所に残留するものの、剛さんが退所することでキンキが解散するのではないかという報道が2度もあったんです。しかし、ここにきて剛さん以上に光一さんが事務所に不満を持っている可能性が浮上。キンキの2人ともに退所説がささやかれるようになり、状況は以前にも増して悪化しているとも言えそうです」(芸能プロ関係者)

『FRIDAY』の記者から、ジャニーズ事務所を退所するという話が出ていると問われた光一は沈黙ののち、「ふっ」と息を吐いて「全然ないです」とコメントしたという。

「キンキの単独コンサートが決まった経緯を考えると、光一さんが事務所に不信感を抱くのも仕方がないでしょう。来年の元旦、東京ドーム公演はできないと言われていたのに、12月30日に『ジャニフェス』が開催されることが決定。これを受けて、光一さんサイドが“どういうことなの?”と疑問を呈し、キンキの単独が決まったと考えるのが自然ですからね」(前同)

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