■『ラブ子さん』は『金スマ』に代わるコンテンツになれず
“オワコン化”がささやかれてしまっているという『金スマ』。１２月３日の同番組の放送時間には、中居、宮川大輔（４９）、本田翼（２９）がＭＣを務める『中居大輔と本田翼と夜な夜なラブ子さん』（レギュラー放送は毎週木曜２３時５６分～０時４０分、ＴＢＳ系）の２時間ＳＰが放送された。
「これの数字がヒドかったんです。世帯視聴率４.０％、コア視聴率１.９％でしたからね……。ゴールデンの２時間スペシャルでこの数字というのは、はっきり言って終わっています。中居さんじゃなければ即打ち切りというレベルでしょうね。
ただ、『ラブ子さん』は通常は深夜にやっている番組ですからね。それをいきなりゴールデンに持ってきても、馴染みのない視聴者はなかなか見てくれない。たしかに不利な特番だったと言えます」（前出の制作会社関係者）
このタイミングで『ラブ子さん』の２時間ＳＰを『金スマ』の枠で放送したのは、『金スマ』の視聴率が低迷しているからだとも考えられる。
「ＴＢＳとしては、『ラブ子さん』が『金スマ』に代わるコンテンツになる可能性を探りたかったんでしょう。『ラブ子さん』であれば、中居さんを切ることなく、コンテンツだけを変えて放送できますからね。
『ラブ子さん』で数字が取れるんだったら、『金スマ』を終了させ、『ラブ子さん』をゴールデンに昇格させる、という今後を見据えた編成だったはずです。ただ、そこで“失格”の烙印を押される視聴率を取ってしまったわけですよね……」（前同）
中居は『金スマ』と『ラブ子さん』を含め、４本のレギュラー番組を抱えている。
「『中居正広のニュースな会』（テレビ朝日系）も世帯視聴率は好調で、１２月４日は５.５％。同時間帯の『王様のブランチ』（ＴＢＳ系）よりも高い数字で、堅調とも言えます。ただ、ティーン層と若い女性はほぼ見ていないんですよね」（民放キー局ディレクター）
