■マネジャーが明かした「5~6年前からの寄付活動」

 しかし、食材支援のNPOを立ち上げるのにも、そして食材を届けるのもお金がかかる。そこで玉城さんはクラウドファンディングを行なったという。しかし、名もなき自分のクラウドファンディングが目標の金額を集めることは難しいと考えた玉城さんは、多くの著名人のSNSに協力を願うDMを送ったのだという。

「すると、クラウドファンディングが始まった当日に、カンニング竹山が玉城さんの記事をリツイートしてくれ、それで情報が広がり、そしてその後、1、2週間後にとろサーモンの久保田から、“もし良かったら寄付させてください”とDMが届いたといいます。

 その際、彼女は、“ブログに載せてもいいですか? 営業妨害じゃないですか?”と確認したといいます。“キレキャラ”の久保田を慮ってのことだったそうですが、その際、久保田からは“あなたの団体だけじゃなくて、実は毎年、子どもを支援する団体には寄付をしているんです。だから全然いいですよ”と返信があったそうです。

 竹山のリツイート、そして久保田の寄付の動きによって、玉城さんの活動は東京でも知られるところとなり、支援者の半分が大阪、半分は東京というふうになり、クラウドファンディングは目標額を上回る結果を達成できたそうです」(前出のWEB編集者)

 突然、DMを送ってきた知らない団体についてリツイートする竹山の度量も大したものだが、実際に寄付までしている久保田はそれ以上と言える。

「コンプライアンスのギリギリを攻め、時にはそれを逸脱して笑いをとっていく久保田。

 今年の7月に始まった、久保田自身がお金を出して枠を買って始まった千葉テレビの番組『とろサーモン久保田、テレビ局の枠を買う。』は、予定されていたワンクールを放送できず、4回で終了しました。予算オーバーになってしまったという話ですが、コンプライアンスの問題もあったのでは、とささやかれていましたね。また彼は過去に大炎上沙汰もあって、“アウトロー芸人”の代表格的なイメージが強い。

 しかし、そんな久保田ですが、実は数年前から寄付活動をしていることが明らかになっています。今年の6月、『ロンドンハーツ』(テレビ朝日系)で担当マネジャーによって明かされたものですが、久保田の「意外な良い一面」として、毎月、給料日に口座引き落としで、募金を5~6年間続けているというエピソードが話されたんです。

 その際、久保田は、“募金をしているとか言われるのが嫌なんです”と語り、“僕は悪いことしかしてないです。神社にある神木を切りました。ATMを壊したこともあります”とキャラ維持のために弁明していましたね。ただ、マネジャーがテレビ番組で発言したことなので、本当のことであるのは間違いないでしょうね」(夕刊紙記者)

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