■「98年組」のジンクス

「2人のカブトムシは、井口がaikoの大ファンでラジオのゲストに呼び、番組内でサプライズとして歌われたものでしたが、そのあまりの完成度とふたりが盛り上がって手をつなぎ、見つめ合って歌う様が鳥肌モノの感動でした。そのためか、井口とaikoが結婚するのかも、と思っていたファンも少なからずいたようですね。

 また、TOKIO国分太一(47)とaikoは熱愛報道があり、01年に東山紀之(55)も同席して国分が堂々と交際を宣言をする記者会見を開いたこともあった。『花火』や『カブトムシ』は国分とのことを歌った曲ではないか、という声もあります。最終的に07年に破局しましたが、20年の『テレ東音楽祭2020秋』で、MCの国分が『花火』のVTRを見て笑顔で口ずさむ様子がワイプで抜かれ、大いに話題になりました。国分もきっと祝福してると思いますよ(笑)。

 とにもかくにも、無事に気の合う相手と結婚できたようで何よりです。aikoの結婚については、いろいろやきもきさせられるジンクスもありましたからね……」(女性誌記者)

 ジンクスとは、aikoの同期たちにかかわること。実は、aikoがメジャーデビューした1998年は、後にスターとなる多くの女性アーティストがデビューした年でもあるのだ。

 98年は、4月にそれまでモデル・女優として活躍していた浜崎あゆみ(43)が歌手デビューしたのを皮切りに、5月に椎名林檎(43)、8月にaiko、そして12月には宇多田ヒカル(38)がメジャーデビューを果たすという、とんでもない年だったのだ。

「4人とも00年代を象徴する歌姫揃いです。きらびやかなまさに“奇跡の世代”ではあるんですが、aiko以外の3人は結婚生活がそれぞれ波乱万丈で、“aikoにはそうならないでほしい!”という声も出ているようですね」(前同)

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