■慶應大学中退したのに「仕送り１２００万円」
そんなかたまりは、慶應大学入学後わずか３か月で中退。大学の下宿先でしばらく引きこもり生活をしていたといい、お笑い芸人になってからも、ずっと母親からの仕送り月１０万円を受け取っていたというのだ。その総額はなんと１２００万円――。
そして、仕送りに頼り続けていた理由がまた普通ではない。
「車を誘導するアルバイトをしていた際、実母から、“轢かれるかもしれないので、危ないからやめたほうがいい”と言われて辞めて、以来、アルバイトをやっていなかったようですね。それで辞めてしまうのも驚きですが、辞めても生きていけるのがまたすごい。そんな調子で、ほかにもさまざまな彼のマザコンエピソードが語られていますね」（前出の夕刊紙記者）
一般的ではない、やや常軌を逸しているようなエピソードが聞こえてくるかたまりだが、一方では「すごい」と思わせる話も。
「かたまりさんは、お笑いに対してはもの凄く真剣で真摯ですよね。特に舞台でネタを披露することには強いこだわりがあるそうで、２０２２年２月からは単独公演での全国ツアー『ｆａｒｔ』も控えていますし、テレビの仕事が増えても、舞台はずっと大切にしていく心意気のようです。
それに加えて、彼らは配信での集客力がすごい。２０２１年２月に行なわれた単独公演『ａｎｎａ』では、なんと１万人分の配信チケットが売れたそうで、リアルなら武道館も埋められそうな勢いですよね」（お笑いプロ関係者）
本業のお笑い以外にも、もぐらとともに『ＪＵＮＯＮ』（主婦と生活社）で、「ブリティッシュスタイル」に変身したり、『ａｎａｎ』（マガジンハウス）では、メンズメイク企画で、まるでプロのモデルのような姿を披露している。
かたまり自身も「別人みたいでびっくり」と言っていたが、ＳＮＳ上でも「ａｎａｎの水川かたまりマジですごいな」「吉沢亮さんかと思った」など、その超イケメンぶりが注目を集めている。
１０月の『キングオブコント」（ＴＢＳ系）の優勝でブレイクを果たし、同月からは『空気階段の空気観察』（テレビ朝日系）で初の冠番組を得た空気階段。
「借金・クズ芸人キャラが確立しているもぐらさんに加え、笑いに真摯で実は超イケメンながら、ポンコツエピソード満載のマザコン一面や危うい女性関係など、ジキルとハイドのような２つの側面を持つかたまりさんの魅力がより伝わっていけば、さらに人気が出そうですよね」（前同）
令和３年冬、またも爆発を見せた超個性派コンビのさらなるバカ売れは間違いなし!?
