■3年ぶりに言及

 両者は後日ツイッターで真摯に謝罪し、上沼本人もこの一件について、21年8月号の『文藝春秋』にて、

《よく聞かれますが、本当に何とも思ってないですし、さほど腹も立っていません。私に対してどうこうというより、「更年期障害か」などと女性蔑視の発言があったから炎上したのでしょう。せっかくチャンスを掴んだのに、もったいないなとは思いましたけどね》

 と話しており、上沼が鷹揚に許し過去の話になった……と、思われていた。

「ところが、それから3年が過ぎて、今年2021年の『M-1』決勝戦を1週間後に控えた日に、上沼はラジオで、この出来事について突然、激怒しはじめたんです。

 島田紳助氏に恩があったから審査員を引き受けたこと、ここまで巨大なコンテンツになるとは思っていなかったこと、一時期は審査員をしていない時期があったことなどを話していたんですが、ここでスイッチが入ってしまったのか、18年の事件について言及したんです」(前出の専門誌記者)

「次行った時(2018年)に暴言吐かれた。まあ暴言じゃなくて、酔っぱらってグチャグチャ言う気持ちは分かります。私もお酒好きだった人間やから分かるけど……」

 としつつも、

「一応ね? 2人で何か仰った……っていうかぬかしたみたいやけどね、一応先輩なんでね、この世界の。女といえども。活躍してないといえども、あんたら知らんかったにせよ! だから、それを言ったらいかんと思うねん」

 と指摘。

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