以前からネット上で話題になっていた“BTS詐欺”について、12月16日発売の『女性セブン』(小学館)が報じている。
40代後半のアパレル関係会社社長のX氏は「自社ブランドがBTSとコラボするから、アメリカまでついてきてくれたら本人に会わせてあげる」という文言で女性に接近。「嘘だ」と否定する相手に、自社関連会社のBTSグッズを“証拠”として提示し、信用を得ると面会にかかる飛行機代やホテル代など振り込ませる、という手口での詐欺を行なっていたとされる。
多くの被害者がX氏を信用してしまったのは、彼の芸能人脈の豊富さからでもあったようだ。
X氏は山田孝之(38)や城田優(35)をはじめ、綾野剛(39)、佐藤健(32)、新田真剣佑(25)、ONEOKROCKのTaka(33)など、第一線で活躍する芸能人らと親交が深かったという。
特に山田とは親しくしており、X氏のブランドがファッションイベントに登場する際のランウェイのプロデュースを山田が手掛け、モデルとして山田のほかに藤田ニコル(23)、満島真之介(32)なども参加したと『女性セブン』では伝えている。
9月16日付の『文春オンライン』では、人気バンド・RADWIMPSのギター・桑原彰(36)と20代の元モデル女性の“お泊まり不倫”を報じているが、桑原はX氏の会社の取締役に名を連ねているほか、彼に不倫相手の女性を紹介したのもX氏だったという。
「X氏は複数の芸能人らに協業を持ちかけ、資金を集めていたようです。ただ、表に出る仕事をしている人たちの中には、被害に遭ったことを言いにくいので、ほとんどの人は泣き寝入り状態。お金はあきらめて、X氏と関わった過去を隠そうとする人もいるといいます」(夕刊紙デスク)