12月19日、テレビ朝日で『M-1グランプリ2021』の決勝戦が行われて非常に盛り上がった裏側で、日本テレビでは悲しい出来事が起きていた。
国民的番組『笑点』に16年5月から参加していた、レギュラー最年少の落語家・林家三平(51)が、12月26日で番組を降板することが発表されたのだ。
三平は自身のツイッターで、
《笑点を離れる事になりました。若手として元気に頑張ったのですが実力不足と理解しております。番組の最後に、また戻ってきますとは言ったものの、そんなに簡単な事ではないのも承知しています。落語に限らず様々な経験を積み、勉強し直したいと思います。引き続き応援よろしくお願い致します。》
と、降板について述べている。
「先週12日の『笑点』ラストで司会の春風亭昇太(62)が笑顔で“来週の放送で『笑点』から重要なお知らせがあります。お見逃しなく!”と話していました。昇太さんの表情から正月特番とか結婚とか、明るい話題をイメージしている視聴者も多かったですが、こういうことだったとは残念です。
番組の空気や三平さんの気持ちを湿っぽくしたくなかった、という気遣いだったのかもしれませんね」(制作会社関係者)
三平の降板についてネットでは、
《確かに風当たりは強かったですが、なんか気の毒というか…。前向きな卒業なら良いのですが、メンタル面が心配です。高齢の木久扇師匠、ご病気の円楽師匠も心配です。》《お疲れ様でした。三平さんを応援してたのに残念です。今後は三平さんの落語を寄席で楽しみたいと思います》《三平さんは昇太さんとかたい平さんとかに比べて大喜利の腕前も一枚落ちてた感じ否めないからな……》
と三平の声を惜しむ声にくわえ、「正直、実力不足な点はあった」という指摘が多く見られた。