ビートたけしの“クビを切った”「聖域なき大改革」のTBS、小川彩佳『news23』「打ち切り報道」の裏にある日テレ「嵐・櫻井翔&有働由美子&藤井貴彦アナ」連合との「億単位の差」!の画像
ビートたけし、小川彩佳、櫻井翔(嵐)

 フリーアナウンサーの小川彩佳(36)がMCを務める報道番組『news23』(TBS系)が、打ち切りの危機に直面しているという。

 日本を代表するジャーナリストである筑紫哲也氏(享年73)をメインキャスターに迎え、1989年10月にスタートした『news23』(当時は『筑紫哲也 NEWS23』)は「報道のTBS」の顔とも言える番組だ。

 ところが、TBSがその『news23』の打ち切りを検討していると、12月10日発売の『週刊現代』(講談社)が報じたのだ。

 ここ数年、同番組の世帯視聴率は4%台と低迷。同時間帯の『news zero』(日本テレビ系)は8~9%台を推移しており、ダブルスコアで差をつけられていることになる。また、スポンサー企業の多くは広告出稿を絞っており、特にメイン視聴者層が40代以上の男性に偏りがちなニュース番組には、広告が入りづらくなっているという。

『newszero』との比較でいうと、12月20日の『newszero』の世帯視聴率は9.0%(すべてビデオリサーチ調べ、関東地区)、個人視聴率は4.8%。『news23』は世帯4.5%、個人2.4%と、たしかに倍ほどの差をつけられてしまっている。

「いつも大体こういう数字ですね。だから、さすがにこのままにしておけない、となっているんです。局上層部は“報道のTBSの顔”とも言える『news23』にもメスを入れようとしているわけですね。

 今、TBSは地上波テレビ局としての生き残りをかけて、佐々木卓社長が旗振り役となって、まさに聖域なき改革に乗り出しています。その象徴がビートたけしさん(74)の降板ですよね」(制作会社関係者)

 12月14日、たけしが『新・情報7daysニュースキャスター』(TBS系)を2022年3月をもって降板することが明らかになった。

 降板理由について、たけしは12月18日放送で「来年になると後期高齢者。(午後)10時からの生放送は、申し訳ないけど体がキツい」と説明。降板はTBSサイドの意向という報道もあったが、「週刊誌がギャラで揉めたとか言ってるけど、単なる自分の都合で辞めること。どうもすいませんね」と語った。

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