■朝ドラでは松村北斗が活躍

 そして、現在放送中のNHK連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』で、ヒロイン・安子(上白石萌音/23)の夫となる大学生、雉真稔を演じた、SixTONES松村北斗(26)。残念ながら戦死して途中退場してしまったが、昭和のイケメンを演じて好評だった。

 稔は、地元で有名な繊維業の名家の跡取り息子で、英語が堪能な大学生。ヒロインの初恋相手らしい、清潔感のある優しい性格だ。松村は令和のアイドルながらも、学生帽とマント姿になると昭和を生きた好青年そのもので、説得力のある存在感を示した。

 俳優デビューは12年放送のドラマ『私立バカレア高校』(日本テレビ系)と、昨年、SixTONESとしてデビューするよりかなり早かった。21年は森七菜(20)と映画『ライアー×ライアー』でダブル主演し、22年は映画『ホリック xxxHOLiC』が4月公開予定で、成績優秀で運動神経抜だが、天然ボケな百目鬼静を演じる。

 22年もジャニーズの若手俳優の活躍が楽しみだが、1月9日放送の時代劇『スペシャルドラマ 必殺仕事人』(テレビ朝日系)では、東山紀之(55)とTOKIO松岡昌宏(44)のほか、Hey!Say!JUMP知念侑李(28)や King&Princeの岸優太(26)、なにわ男子の西畑大吾(24)と、期待の若手ジャニーズ俳優も出演。大先輩と後輩の共演シーンに期待したい。(ドラマライター/ヤマカワ)

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