■“2枠連続”サンドウィッチマンの冠番組になる可能性

『ZOO-1グランプリ』は、動物園の飼育員さんが自慢の熱愛動物を出演者らにプレゼンするという動物バラエティ番組。2020年9月と2021年6月、同年11月に特番として放送され、人気を博した。

「驚きなのは火曜20時、TBSではバナナマンとサンドウィッチマンの冠番組『バナナサンド』が放送されていることです。火曜19時に『ZOO-1グランプリ』が始まるとなると、2時間連続でサンドウィッチマンの番組が並ぶことになる。『バナナサンド』の放送枠が移動する可能性もあるかもですが。

 ただやはり、今のテレビ界では“とにかくサンドウィッチマンを起用しろ”となっているということですよね」(前出の制作会社関係者)

 サンドウィッチマンは、好感度ナンバーワン芸人として老若男女から愛されている。しかし、2021年12月18日に『文春オンライン』が発表した「好きな芸人ランキング2021」ではニューヨークが1位に輝き、サンドウィッチマンは2位に。V4を逃してしまった。

 12月31日放送の『土曜スタジオパーク 大みそかSP』(NHK総合)では、ニューヨークに抜かれて2位になったことについて、伊達が「ちくしょう! ニューヨーク。冗談じゃないよ、本当に」と、富澤も「なんでニューヨークに抜かれるの?」とコメントし、スタジオの笑いを誘った。

「それでも幅広い世代に人気があるのは、やはりサンドウィッチマンのほうですよね。NHKの『サンドのお風呂いただきます』はシニア層から大人気ですし、芦田愛菜さん(17)との『博士ちゃん』はバラエティ番組でありながら学びもある。

 親が子どもに見せたい番組の筆頭でしょう。子どもとその親、つまりテレビ各局が重視する13~49歳のコア層からも、サンドウィッチマンは高い支持を得ているわけです」(前同)

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