■『文春』には第二、第三の矢も……

 TBSは1月9日付の『スポニチアネックス』の問い合わせに対し、「今後の放送に影響はありません」と応じている。

 しかしそれに対して、「冒険少年のやらせの話、タレントさんは大変だよなぁ……。シナリオ通りに動かなきゃいけないからNOとも言えないし」「TBSでしょ? ヤラセ あたりまえ」といった声や「放送に影響があるのかはテレビ局側ではなく視聴者、スポンサーが判断する事だと思うけど」「TBSがやらせを認めない姿勢なのがよくわかる」といった声がネットには寄せられている。

「たしかに、TBSサイドが“今後の放送に影響はありません”と言うのはどうなのかと……。今後、『冒険少年』を見るかどうか、そして放送をし続けていけるかどうかは、視聴者次第ですよね。

 そして実は、文春サイドには今回の疑惑について、第二、第三の矢があるといいます。TBSがこうしたコメントを出したことで、文春サイドはさらなる記事の準備を進めているとみられます。さらに“決定的”な報道がもうすぐ出てくると噂されていますね……。

 ただ、視聴者の声にもありますが、TBSではヤラセや過剰な演出で番組が打ち切りになったり、炎上してしまうことがたびたびありますよね」(夕刊紙デスク)

 1月1日放送の『ジョブチューン アノ職業のヒミツぶっちゃけます!』(TBS系)では、セブンイレブン、ローソン、ファミリーマートの人気商品を一流のシェフやパティシエが審査するという特番を放送。

 審査を担当するシェフの1人がファミリーマートの「和風ツナマヨネーズおにぎり」を食べずに「不合格」というジャッジをしようとしたことに批判が殺到。

 このシェフと同姓で、ステータスが似ていたまったく無関係なシェフの店にも攻撃が繰り返されるといったトバッチリもあり、1月4日、番組の公式ツイッターが「この度の番組出演者、番組とは無関係のお店に対してのSNSをはじめとする誹謗・中傷、迷惑行為はお止め頂きたくお願い申し上げます」と異例の声明を出したことも話題を呼んだ。

 また、2019年11月には『消えた天才』と『クレイジージャーニー』にヤラセがあったことが立て続けに明らかになり、番組は打ち切りとなっている。

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