■「『モニタリング』とかモロにそうでしょ」の声も
前出の夕刊紙デスクが続ける。
「TBSの番組だと『ニンゲン観察バラエティ モニタリング』も、たびたび“ヤラセではないか”と指摘されていますよね。たしかに、同番組では素人にドッキリを仕掛けているように見えて、実はエキストラなのではないか、台本があるのではないかといった声もありますからね。番組を見ていても、出演者がドッキリにどう考えても気づいているな、というシーンもよくありますよね。
『クレイジージャーニー』と『消えた天才』が打ち切りになった際にも、“これだけTBSのヤラセが問題になってるのにモニタリングは平常運転なのね”や“モニタリングとかモロにそうでしょ”といった声が上がっていましたね」
制作会社ディレクターはこう話す。
「『文春オンライン』では、『脱出島』のロケ地・A島までスタッフやタレントを運ぶ船の関係者は、番組の上層部と懇意にしているとありますが、あばれる君と“スタッフが作った”イカダをけん引したのもその船や漁業関係者だといいます。
ちなみに、テレビ朝日の『いきなり!黄金伝説。』の人気企画だった『無人島生活』の舞台も、今回の『冒険少年』の『脱出島』と同じA島で、関係している人物も『冒険少年』と同じだそうですよ」
『黄金伝説』は2016年9月に終了したものの、番組発祥の「無人島企画」はいまだに好評を博している。
2021年12月29日にも特番『ナスD大冒険TV 年末4時間半SP 無人島で2泊3日0円生活』が放送され、“ナスD”ことテレビ朝日の友寄隆英氏のほか、人気YouTuber・フィッシャーズ、井上咲楽(22)、バイきんぐの西村瑞樹(44)が2泊3日の無人島生活に挑戦した。
「とにかくなんでもひとりでやってしまう超人的な能力を持つナスDはガチでしょうが、『黄金伝説』の無人島生活も、たびたびヤラセではないかと指摘がありましたからね。今回の『冒険少年』の一件は、テレ朝にも飛び火してしまう可能性もありそうです」(前同)
超ド級の続報が出るとも噂される『冒険少年』のヤラセ疑惑。報道次第では、同番組の存続、そして他番組やテレ朝番組への飛び火といった新たな展開が待っているのかもしれない……。