1月9日、TBSの人気番組『アイ・アム・冒険少年』に“文春砲”が撃ち込まれた。『文春オンライン』が、番組の名物キャラクター・あばれる君(35)が漕ぐイカダが小舟にけん引されたり、スタッフが作業を手伝っている様子などを証拠写真付きで報じたのだ。
TBSはイカダの牽引や作業を手伝っていた件を、
《イカダは、安全面や環境面を考慮して、専門家の指導の下、出演者とスタッフが一緒に作っております。この日は、海が荒れていて、潮の流れも速い危険な場所があったため、船の専門家とも相談しながら、安全な場所にイカダを牽引することがありました。また、イカダや出演者に設習した小型カメラのバッテリーを交換するため、イカダの位置が流れでなるべく変わらないよう牽引も行っています。
低体温症防止など出演者の安全管理のために、船に上がってもらい、体調のチェックを行いました。上述のように海が荒れていて、潮の流れも速いことから、安全な場所へこのイカダの牽引も行いました》
と『文春オンライン』の取材に対して答えている。
「これが“演出”の範疇として許されるのか、はたまた“ヤラセ”となってしまうのか……。過去には放送倫理・番組向上機構(BPO)が『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)のヤラセが報じられた際に“事実と異なるナレーションやスーパーで多くの視聴者が番組に求める約束に反したものだった”と判断していましたが、それを思い出しますね」(女性誌記者)